2006年 03月 20日
初めての バライタ紙
土曜の夜に初めてのバライタ紙プリントに挑戦してみましたのでちょっと覚書を
えっと良くわかんないという人に説明しますと、
モノクロ写真をプリントする紙には大きく分けて2種類ありまして・・・
RC紙というやつとバライタ紙というやつ
簡単に言えば
RC紙
普通モノクロ写真をお店に出してプリントしてもらうとこの紙になります。
ちょっとプラスチックっぽい 光沢あるやつだと光っちゃってる。
でもプリントは(水洗と乾燥が)かなり簡単にできます。
バライタ紙
昔の写真はこの紙を使ってます。
いわゆる“普通の紙”に近く、諧調が良く出るようです。
私個人では諧調云々はあまり経験が無いのでわかりませんが、
落ち着いた質感は好み。
でもプリントは(水洗と乾燥は)時間かかるし、
乾燥はうまくやらないとべろべろになる。(普通の紙なので)
つーことで
バライタ紙に挑戦
紙 フォルテーツォミュージアム2号
現像液 KODAK デクトール 1:2.5
使用ネガ 35mm 6×6mm
やってて気づいたんだけど、
6×6のプリントって初めてだった・・・ 遅い
引き伸ばしてみて、いけるっと思ってたやつのピントが今ひとつあってなくてへこむ。
6×6はとったのが開放付近とはいえ12枚中2枚ぐらいしかちゃんとピントあってない感じ、
今度使う時はメジャー持参で行ってみようか、
でもちゃんとしたやつの画像の説得力はさすが・・・
今回は温黒調という黒がやや茶色っぽくなる紙でした。
むー悪くない。けど、黒が何種類かあった中にこれがあるくらいならいいけど、
これだけだとなんだかなーという感じも。
今度は純黒調(ちゃんと黒がでるやつ)でやってみよう。
ドライダウン(乾くと黒が濃くなる現象)はとりあえず15%ぐらいが良い感じ
現在乾燥中(3日たったけどまだ今ひとつ乾いてない)
でも、なんか真ん中辺がでろでろになってるような。
バライタしか出せない感じって実際あるし、暫くいろいろ使ってみようと思います。
水洗の手間に関しては けっこうもたもたやってるので長くは感じない。
でも乾燥は思いっきり手間かかるorz
by mono-photo | 2006-03-20 23:14 | モノクロ