2008年 01月 29日
偶然にも差し込んだのは一条の光か
2008 東京
アクロス pyro現像液
オリエンタルGF3
スーパーアンギュロン 75mmf8
最近「偶然は必然」などという言葉を聴く。それに対して特に否定をする言葉を私は持ち得ないが、ただ、それによって「偶然」と言うものの秘匿性(神秘性)がスポイルされてしまうのは心情的に残念である。 何よりも私は大概において必然よりも偶然を求める。
現像タンクを振る間において何某かの奇跡を望むように
ファインダーと同じような像を定着したフィルムに舌打をするように
欲深いことだ。
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いろいろ考えているときに
かつて毎日のように共にいた人物がある賞(※)を受賞したとの知らせ
いやいやおめでたいことだ。
ただ、今まで毎年のようにノミネートはされていたが落選していたおかげで、
「彼はまだ生きているんだな」と 生命の無事を確認できていたのだが、来年度からそれがなくなってしまうかと思えば寂しくもある(へそまがり)。
by mono-photo | 2008-01-29 23:41 | モノクロ