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2007,10,26週末

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モノクロが合うか カラーが合うかくらいの考察の方が
建設的なんではないかと最近とみに思う。

2007 発電所にて
4×5 スーパーアンギュロン75mmf8
FUJI 160NS
KODAKポートラエンデュラ E面
*同じ被写体でどのくらい持たせられるか 試したかっただけ。



午前中 病院によりがてらコニカミノルタプラザに行き
竹下太郎「望郷」を見る
彼は年こそ私より下(現役大学生)だが2Bでは先輩にあたり色々お世話になっている。
彼が撮ったフィリピンの島の写真を見るのは初めてではない。今から一年前になるだろうか、2Bのグループ展で一度見た作品もそれだった。今回はその写真+再び彼の地に赴いて撮った写真とのこと

しかし以前見た写真を思い出しながら観に行くと、まったく違っているという印象を受けた。以前の写真はもっと異邦人である視線が強かったように記憶しているのだが、今回は探求者の目線(旅人ではないもっと確信を持って何かを探す目線)が多かったように思える。 被写体との距離も近くなっているように思えたのだけれども どうだろう。

このシリーズはこれからまだ続くのかどうかはわからないが
今後 この目線がどう変わっていくのか 一観覧者として見続けていくことができれば、それはとても幸せなことだ。

週末にもう一度観に行く

帰りに最近復刊した
中平卓馬『 なぜ、植物図鑑か 』 ちくま学芸文庫 を購入して帰宅 時間をかけてゆっくり読みたい。

by mono-photo | 2007-10-26 00:06 | カラー

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