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命 生と死の結びつき 

ということで遅きに徹しておりますが、
金曜日にお茶の水のバウハウスというギャラリーで見た
「萌の朱雀」で有名な河瀬直美監督の「垂乳女」の感想。

ぶっちゃけた話。師匠の日記3月17日分を見て!という感じなのですが、、

表題の生と死の結びつきというものもさることながら、
私がかなり衝撃を受けて感じたのは、
“表現者は時として自分の感性にのみ忠実になることも大切である”
ということでしょうかね。

客が引いても出したい(表現したい)ものなら地に足さえついていたら何も怖いことも無く表現しなさい。むしろ自制してなんになるのか、と言われた気がしました。

ふとダイアンアーバスを思い出しましたが、あのときから後退して無いか私たちは?
写真の世界はいわば商業的には映画よりも遠いはずなのに この映画ほど果たして表現者として自分に正直に撮っているものが果たしてどのくらいあるのかと、

ギャラリーバウハウスにて好評につき再上演が決まったそうです。
くわしくは こちら 
万人にはおすすめできませんが命や表現を考えさせられる稀有な映画です。
見てよかった。

命 生と死の結びつき _f0067040_0321356.jpg

HASSEL 501 C60mm
2007 お台場
TMX pyro現像
フジ バリグレードRC紙半光沢紙にプリント

by mono-photo | 2007-03-19 00:34 | モノクロ

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